どっちが本当のリサイクル?
以前までは弘前市もゴミの分別は、プラスチックは自然ゴミとして回収されていました。
プラスチック容器は綺麗に洗浄し、リサイクルされていたのです。
しかし、2009年4月から、弘前市では一部のプラスチックが燃えるゴミとなりました。 単純に分別の手間が減るだけでなく、プラスチックが混ざっていた方がゴミが燃えやすくて経費の削減になるそうです。
ここでは、弘前市がプラスチックを資源ごみとして回収していた時の話をします。
私が疑問に思うのは、水質汚濁か、二酸化炭素排出か、どちらが良いか、ということです。 プラスチックに付いた汚れを水道水で洗い落とすことで水は汚れます。 プラスチックをリサイクルせず、燃やすゴミとして出せば、二酸化炭素が排出されます。
一見プラスチックをリサイクルすることが正しいように思えますが、水を大切にする必要はないのでしょうか?
どちらがより環境に優しいかということは言えるかもしれませんが、水も空気も必要な私たちにとって、どちらも大切にしていかなければならないことは間違いありません。 ゴミを出すということ、環境を大切にするということを、もう少し考える必要があるのではないでしょうか。
節水することはできても、使わずにはいられません。 ですからその代わりに、リサイクルに目を向けてみたいと思います。
不用品があれば、すぐに捨ててしまわず、リサイクルショップに売ることをまず考えてみましょう。 他に必要な人がきっといるはずです。 出来ることからまず初めてみるのが、私たち弘前市民ができる、環境対策なのです。
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